経済的な理由で生理用品を満足に買うことが難しい学生たちが、知識にも不安を持っていることが浮き彫りになりました。 経済的な理由で生理用ナプキンを十分に買えず、生活や勉学に支障が出ている若い女性たちが少なからずいることが、さまざまな調査で明らかになってきています。 そんな現状を受け、同社は2022年4月、生理用品の入手に困っている学生に生理用ナプキンを1年間無償でプレゼントする「奨学ナプキン」制度を始めました。 当初は1000人を予定していましたが、9000人以上の応募が殺到したため、対象者を2000人に拡大。予想以上の反響が寄せられました。 今回のアンケートは、奨学生の声から生理に関するリアルな課題をすくいあげるため、おこなわれたものです。 「少し変化があった」(31.7%)と合わせると、9割以上の奨学生が、精神的に楽になったと感じていることがわかります。 など、精神面・金銭面の両面で追い詰められていた様子が見て取れます。 という回答からは、枚数を気にせずナプキンを交換できることで衛生面でもメリットがあることがわかりました。 次いで「学校の友人・知人」が41.0%という結果となりました。 一方で、15.7%が「誰にも相談していない・相談したことがない」と答え、6人に1人が「困った時に相談できる相手がいない」という現状が浮き彫りになりました。 8割以上が、正しい知識を十分に持っていないことに不安を感じていることがわかります。 など、自身の悩みをどう捉えればいいのか不安という回答が多く集まりました。 など、周囲の人の知識や理解が足りず困っているという声も寄せられました。 1年間分のナプキンを、3回にわけて送付している「奨学ナプキン」の取り組み。次回は12月にアンケートを実施する予定です。

                                             - 25                                             - 65                                             - 92                                             - 32                                             - 63                                             - 62                                             - 29                                             - 17                                             - 25